関連製品


空調設備用機器

氷蓄熱式空調システムの性能表示

氷蓄熱式空調システムは通常の熱源機の運転に加え、夜間に氷蓄熱運転を行い、昼間、その蓄熱を利用した冷房運転を行って、また、夜に氷蓄熱運転をするというようなサイクルで繰り返し運転を行います。

温度条件について
  • 氷蓄熱式空調システムは、夜間に氷蓄熱槽などに蓄熱する運転を行うための「定格冷却蓄熱(蓄熱運転)」の温度条件と昼間に蓄熱を利用して空調運転する「定格日量冷却(能力)」の温度条件を設定しています。また、熱源機であるため、二次側(負荷)への冷水供給温度も設定しています。

    表 温度条件
    表 温度条件
    *水冷機種の場合

氷蓄熱ユニットの性能
  • 氷蓄熱ユニットでは、氷蓄熱槽の容量などから蓄熱時間、蓄熱利用運転時間の規程が必要となります。このため、「定格日量冷却能力」が定義されています。これは、氷蓄熱ユニットが表に規定された定格冷却蓄熱温度条件で最大10時間蓄熱運転した後、定格日量冷却(能力)温度条件で、蓄熱した熱量と熱源機で冷却される熱量を加えて最大10時間に標準流量で二次側へ供給できる冷却能力を積算値(kW・h)で表します。
  • また、同時に「定格日量冷却消費電力量」が定義されています。これは、上記の氷蓄熱ユニットの定格日量冷却能力を出力している間に消費する電力量(kWh)すなわち夜間の蓄熱運転中に消費する電力量と、昼間の蓄熱利用運転中に消費される電力量との合計として表します。
  • 氷蓄熱ユニットにおいて通常の熱源機の冷却COPに相当するのが「定格日量冷却エネルギー消費効率」です。「定格日量冷却エネルギー消費効率」とは、定格日量冷却能力を定格日量冷却消費電力量で除した値です。

定格日量冷却エネルギー消費効率

冷却運転の概念