環境への取り組み

環境行動指針と行動計画

社団法人日本冷凍空調工業会
2002年9月

日本冷凍空調工業会は、従来からオゾン層保護、地球温暖化防止などの環境問題への対応を積極的に推進しています。
この「環境行動指針と行動計画」は、(社)日本冷凍空調工業会として、今後さらに充実すべき取り組みと諸課題を整理し、会員各社が基本的な考え方と目標を共有することによって、各企業活動と工業会活動の連携を図るために作成したものです。
なお、この指針と行動計画は、1998年に作成し、2002年に見直しました。


  • 行動指針
    環境への負担の少ない冷凍空調機器を提供し、環境保全と経済の発展・国民生活の向上に貢献します。

    1. 地球規模の環境負荷と地域的環境の改善に努めます。
    2. 冷凍空調機器の企画・開発段階から、冷凍空調機器の生産・流通・廃棄を通じての総合的環境負荷低減を目指します。


  • 行動計画概要
  温暖化
防止
オゾン層
保護
省資源と
廃棄物
削減
地域
環境
保全
環境保全に向けた
総合的な取り組み
環境保全のための体制の整備
総合的な環境評価と管理の推進
環境情報開示
海外事業における環境保全の推進
冷媒の評価と
転換促進
冷媒に係る責任ある使用の原則    
HCFC冷媒からHFC系冷媒への転換促進      
地球温暖化対策を考慮した冷媒の更なる追求    
冷媒に関する情報発信    
冷媒の
大気排出抑制
機器製造時の大気排出抑制の促進  
機器の設置・使用・サービス時の大気排出抑制の促進  
冷媒回収の促進  
回収冷媒の再利用の促進  
合理的な
エネルギー利用
省エネルギーと高効率機器の開発と普及促進      
総合的なエネルギー消費削減      
エネルギー源の多様化と電力消費の平準化      
判断しやすい省エネ情報の提供      
再資源化促進と
廃棄物の削減
環境適合型製品設計への取り組み    
適正処理技術の開発への取り組み    
再資源化などに関する情報提供    
地域環境への
配慮
低騒音・低振動冷凍空調機器の開発と適正な使用条件の提示      
電磁波および高調波障害の防止      
有害物質の使用の削減      
大気汚染防止      

機器生産工場における環境保護

     

環境行動指針と行動計画