ファンコイルユニットとは
ファンコイルユニットの定義
事務所、住宅などで使う比較的小形の空気調和器で、電動式の送風機、熱交換器及びこれらの収納するケーシングで構成し、室内空気の冷却、加熱などを行うもの。ユニットの全体が室内側に見える露出形、ユニットの一部又は全体が天井裏、壁等に隠蔽される埋込形などの種類がある。
機器構造
- 床置露出形の場合
- カセット形の場合
構成部品
熱交換機
ケーシングは鋼板製で、必要な部分に断熱材として表面処理化工をしたグラスウールなどを裏張りしている。
ファン
送風機は両吸込の多翼型送風機が使用される。送風機の使用個数は、ユニットの能力によって1~4個である。
風量調節は強・中・弱の3段切替えが多い。
埋込形ダクト接続タイプでは、ダクトや吹出口などを接続する為に圧力損失が生じ風量低下をまねくことがあるため、高静圧タイプもラインアップしている。
エアフィルタ
エアフィルタは、通常サランネットのように洗浄可能なものが多く用いられている。
オプションとして、ビル管法に対応した高性能フィルタなどもある。
ケーシング
ケーシングは鋼板製で、必要な部分に断熱材として表面処理化工をしたグラスウールなどを裏張りしている。
種類・タイプ
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