このたび、資源エネルギー庁長官賞を、当工業会会員の三菱重工サーマルシステムズ株式会社が受賞しましたので、その詳細についてご紹介します。[製品・ビジネ
HARFKO(韓国)出展報告
No.650 2017年4月
2017年3月7日から10 日にかけてHARFKO2017が韓国KINTEX 第二展示場ホールにて開催された。会場規模はHVAC&R JAPANより少し大きめの22,580m2、出展者は約260社1140小間であり、来場者数は24,900人/82ヶ国であった。今回KRAIAとのMOUにより、当展示会開会式のリボンカットへ、当工業会の坪久田会長が出席した。展示会の他、海外講演者を招いたセミナーやEPEE(環境とエネルギーに関する欧州協議会)による欧州省エネ及びF-gas規則に関する発表、また、イギリスの独立調査機関BSRIA(Building services research and Information Association)のMarket Seminar (韓国語で開催)など国際市場を意識した内容となった。KINTEX展示場は金浦空港から車で約30分。滞在ホテルからはシャトルバスが運行し、通いやすい場所であった。(写真1)
2. 開会式及びリボンカット
開会に先立ち、各国の工業会や韓国の業界各社トップによるリボンカットが行われた。(写真2)
写真2:開会式(リボンカット)
3. 参加状況
日系メーカーからは東芝キヤリアおよび三菱重工サーマルシステムズの2社が参加。また展示の多くは業務用機器や部品メーカーが多く、家庭用エアコンを展示していたのは2社ほどであった。
4. 海外講演セミナー
2日目には海外講演者セミナーが開催された。当工業会からは岡田専務による講演が行われた。「Global Environment Issues of HVAC industry in Japan」と題して、フロン規制に関する日本の取組み、また世界の温暖化に対する取組みについて説明した。聴講者は70名ほどで、質疑応答では活発な議論が行われ、日本語で質問する若い技術者などもおり、日本のフロン法に対する関心の高さがうかがえた。(写真6)
- Bridge Xue, AHRI(米国冷凍空調暖房工業会)
Effectively Managing the Transition to Alternative Refrigerants - Tetsuji Okada, JRAIA(当工業会)
Global Environment Issues of HVAC industry in Japan - Andrea Vogit, EPEE(環境とエネルギーに関する欧州協議会)
The EU F-Gas Regulation & the Gapometer Ways to achieve the phase-down in Europe - Christine , KRAIAM(韓国冷凍空調工業会)
Montreal Protocol amendment’s impact on Korea HVAC/R industry and our future plan
5. その他報告者の目線から
美容大国の韓国ということで、ついシャッターを切りたくなる美人がそこかしこに歩いていた。