2月2日、日本冷凍空調学会主催の掲記セミナーに参加したため、その概要を二号(No.656、657)にわたり報告する。本セミナーは日本フルオロカーボン協
規格紹介
No.656 2018年3月
<制定>
JRA GL-20:2016
高圧ガス保安法冷凍保安規則で規定される特定不活性ガス(冷凍保安規則の改正公布・施行は2016年11月1日)を使用する冷媒設備のうち、届け出が不要なその他製造に位置付けられる機器において、冷媒ガスが漏えいしたときに燃焼を防止して機器を安全に運用するための措置を規定したガイドライン。
JRA 4066:2017
容積形電動圧縮機、蒸発器、凝縮器などによって冷凍サイクルを構成し、水の冷却又は加熱を行うウォータチリングユニットについて規定する。
主な改正内容は以下
- IPLV表示適用範囲を明確にするために容量制御の定義や散水定義を追加した
- 成績係数の表記をCOPに統一した
- 期間成績係数(IPLV)の許容公差を規定した
- フロン排出抑制法の点検頻度の区分として圧縮機用電動機定格出力が採用されたため本項を追加した
- 電気用品安全法技術基準及びJIS B 8616との整合を図った