今回の海外駐在記は、荏原冷熱システム株式会社の取締役専務で当工業会の副会長、勇裕章氏の駐在体験を掲載します。台湾での駐在記を二号にわたりつづっていきま
家庭用ヒートポンプ給湯機 使用満足度調査【2015年1月以降】
No.658 2018年7月
日本冷凍空調工業会は、2015年に引き続き、家庭用ヒートポンプ給湯機(以下エコキュート)を購入した人を対象に購入動機と使用満足度の調査を実施しております。
1.調査の目的
2015年1月以降、家庭用ヒートポンプ給湯機(以下エコキュート)を購入したお客さまを対象にエコキュートに対する購入動機、購入検討時の不安、決め手、使用満足度を調査し、結果を2012年12月、2014年12月に実施した調査と比較し、今後の普及促進の可能性について検証することを目的とした。
2.調査方法
2015年1月~2017年11月にエコキュートを購入した戸建住宅にお住まいの方で、東北、関東、中部、近畿、九州地方合わせて518人にインターネット調査を実施した。
3.実施時期
2017年12月 (調査会社:株式会社マクロミル)
4.回答者属性
地域:東北62人12.0%、関東124人23.9%、中部125人24.1%、近畿124人23.9%、九州83人16.0%
性別:男性266人51.4%、女性252人48.6%
年代:20歳代8.1%、30歳代34.2%、40歳代22.6%、50歳代16.1%、60歳代~19.1%
5.調査結果の概要(本文より抜粋)
・購入背景は「新築住宅を購入したら付いていた」人が24%であり、残り76%の人がエコキュートを意図して購入していた。過去2 回の調査と比べ、「新築住宅を購入したら付いていた」人が2012 年 15%、2014年 22%、2017 年24%と増えていることがわかった。
・家族人数とタンク容量の関係を調査したところ、少人数家族でも460Lや550Lといった大容量が選ばれているケースが多く、タンク容量の決定は「販売店の勧め」が86%と非常に高いことがわかった。
今回の調査で、エコキュートの購入はきっかけの部分で新築時はオール電化住宅に支えられていることが改めて確認できた。一方故障・老朽化による購入のきっかけが増えてきており、買い替え促進活動を強化することで、エコキュート普及の伸びが期待できることがわかった。また、エコキュートの満足度は過去2回の調査と同様に今回も95%以上と非常に高かった。特に、購入前に不安があった人でも購入後は概ね満足しており、購入後に不安は解消され、期待通りの製品であると感じていただけていることがわかった。
結果詳細は、こちらよりご確認できます。
以上
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