この度当工業会発行のガイドラインJRA GL-20(特定不活性ガスを使用した冷媒設備の冷媒ガスが漏えいしたときの燃焼を防止するための適切な措置)が、
ICARHMA2018 日本開催報告
No.660 2018年11月
10月26日、ヒルトン東京お台場内会議室にて、ICARHMA本会議を開催しました。ICARHMA(The International Council of Air Conditioning, Refrigeration and Heating Manufacturers Association)は世界の冷凍空調暖房工業会11団体で結成された国際評議会で、年2回情報交換を行っております。
会合は各工業会が持ち回りで開催しており、今回は当会が主催し日本での開催となりました。次回の日本での開催はなんと2030年となります。
今回は、初参加するRAMA(インド)を含め、各国10団体23名(ブラジルABRAVA、米国AHRI、豪州AREMA、中国CRAA、欧州EPEE、欧州Eurovent、カナダHRAI、韓国KRAIA、日冷工)が出席、活発な議論がかわされました。
ヒルトンお台場にて開催
当会会長である高木俊幸氏(パナソニック㈱)の挨拶に続き、ゲストスピーカーのJARN誌何社長から業界動向のプレゼンいただいた後、各国の動向や重点課題について情報交換しました。
高木会長挨拶
何社長は、最近のエアコン市場の動向に加え、エアコンのIoT化の事例を紹介(家庭用エアコンのカメラ・温度センサ・室内形状認識カメラ、老人ホーム内の一括温度モニタリング、物流における冷蔵機器の省エネ化など)。また、将来的なトレンドに加え、IT企業や自動車業界がIT化にともないエアコン業界に参入・事業連携する可能性などを提起されました。
JARN何(Mr.Ka)社長発表
また、各工業会から中長期的な業界の注視ポイントを集約し共有を図るとともに,
各団体の概要情報を紹介、各団体の活動や重点課題について情報交換しました。
会議風景
集合写真
■日冷工発表資料はこちらから
また、本会議に先立って、交流イベントとして、世界遺産の日光東照宮を訪問し、各工業会メンバーとの親交を深めました。
交流イベントの集合写真
次回ICARHMA本会議は、来年米国・ボストンにて開催予定です。
以上
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