2022年1月7日、品川御殿山マリオットホテルにて当工業会の賀詞交歓会が開催されました。以下に経済産業省製造産業局産業機械課長 安田氏のご挨拶を掲載し
当工業会会員で調査 世界のエアコン需要推定2022
No.681 2022年1月
日本冷凍空調工業会では、このほど2019年、2020年の世界各国のエアコン需要推定をとりまとめましたのでご紹介いたします。
各国別世界のエアコン需要の推定について
* ここでのエアコンとは、住宅、ビル等に用いられるエアコンの合計で、ウインド型と小型のスプリット型を含めた「家庭用エアコン」と、これ以外の「商用エアコン」に区分してまとめています。
I. 概要
2020年の世界のエアコン全体需要は、10,735万台で、前年93%程度と推定されます。2020年の需要を日本、中国、その他世界地域別にみると、最大の需要地は中国で4,214万台、前年90%と推測します。中国の需要は世界全体の39%を占めることになります。次いでアジア(日本・中国を除く)が1,620万台、以下、北米が1,503万台、日本1,069万台、欧州760万台、中南米742万台と続くと推定します。
II. 調査の対象と手法
(1)製品の範囲と区分
推定の対象にしたエアコンは、住宅・ビル等で使われるエアコンで、ユニットになったものを対象とし、ヒートポンプ式の冷暖房兼用のものを含んでいる。ポータブル型のエアコン及び冷温水システムを用いるエアコンは除外した。
「家庭用エアコン」は、ウインド型エアコンと小型のスプリット型シングルエアコンとマルチエアコンの合計とした。
「商用エアコン」は、主として中・大型のスプリット型エアコンと、リモートコンデンサ型、シングルパッケージ型のエアコン及びビル用マルチシステムの合計とした。北米でいうユニタリーエアコン、ユニタリーヒートポンプはここに分類される。
(2)調査の手法
グローバル委員会・海外空調小委員会にて、統計、調査を行い、需要推定値を取りまとめた。
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以上