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第12回通常総会 鈴木会長退任挨拶

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No.691 2023年6月

■第12回通常総会はこちらから

写真１：鈴木旧会長

ただいまご紹介にあずかりました、鈴木でございます。
前任の西崎会長（三菱重工サーマルシステムズ）より、昨年会長を引継いでから、はや１年が経ちました。本来であれば２年の任期のところ、後１年残すところになりますが、諸般の事情により、この度退任させていただくこととなりました。

先ほど別室にて執り行われた臨時理事会において尋木様へ会長の引継ぎも無事に終わったと伺っております。退任にあたりひと言ご挨拶を申し上げます。

私が昨年、会長を務めさせていただいて、それまではコロナ禍がだいぶ落ち着いてきたかというタイミングであったと思います。前任の西崎会長の時は、HVAC&R JAPAN についても非常に悩まれて実行したりなど、大変でしたが、ここからいよいよアフターコロナの時代になると思っていた矢先、新型コロナウイルス第７波が始まり、また感染が拡大するといった非常に浮き沈みの激しい１年でした。

冒頭にお話ししましたが、ウクライナの問題、上海の問題、資材高騰の話など、あらゆるグローバルでの問題など、私共の業界に対しても、グローバルにおいても大きくビハインドであったと思います。

ただ振り返ってみますと、昨年の家庭用エアコンの出荷台数は、前年に及ばなかったものの出荷金額では前年を上回る結果となりました。

また出荷台数も900万台を越えており、私の若かりしころは、日本は700万台いかないのではないかと言われていましたが、900万台を越える市場にまでなりました。ここにいらっしゃいます皆様方のご尽力のたまものだと思います。本当にありがとうございます。

この場でご挨拶させていただくのは、今日で最後となります。
まだまだ当工業会としましても、いろいろな諸般の課題に直面している状況でございます。任期の途中で退任するには、誠に申し訳ないのですが、後任になります尋木様には引き続き、工業会の発展に尽力いただけるものと信じております。

私事でございますが、4月より三菱電機から、三菱電機システムサービスに異動になりました。こちらは三菱電機の家電製品であったり、産業機器などのアフターサービスの会社になります。本日岡田専務よりお話ありましたように、アフターにおいても、いろんな形で工業会において進めて行かなければいけない課題もあります。日冷工へは特別会員として参画をしておりますので、微力ではございますが、注力していきたいと思います。

最後になりましたが、経済産業省をはじめ、ご臨席の皆様、会員ならびにご家族の皆様の益々のご健勝とご発展を心より祈念し、私の退任の挨拶とさせていただきます。
短い期間ではありましたが、大変お世話になり、本当にありがとうございました。

以上

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