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カナダ・モントリオール OEWG46にて当工業会主催のサイドイベントを開催
No.699 2024年7月
2024年7月カナダ・モントリオールにて開催されたOEWG46(第46回モントリオール議定書締約国 公開作業部会)で、当工業会主催のサイドイベントを7月10日(水)に開催しましたのでご報告いたします。
今回のOEWG46での日冷工サイドイベントは、2050年カーボンニュートラル目標達成に向けた、日本政府および業界の取り組みを広く周知させることを目的に開催しました。
写真1:日冷工サイドイベント 発表者
会議冒頭、当工業会国際部長の波多野(写真2)より日冷工の概要、CN2050に向けた日本の環境政策の概要及び 日冷工方針を説明。
写真2: 当工業会国際部 波多野部長
続いて環境省フロン対策室・井関室長補佐(写真3)より2050年カーボンニュートラル目標達成に向けた日本のHFC排出削減の取り組み及びIFL活動の取り組みを紹介
写真3:環境省・井関室長補佐
経産省オゾン層保護等推進室・山田課長補佐(写真4)より日本のオゾン法に基づく割当制度及びトップランナー制度を説明。
写真4:経産省・山田課長補佐
続いて日冷工グローバル委員会山中委員長(写真5)より日冷工の取り組みを説明。VRFにおけるA2L使用時の安全施策及び日本の商品化状況に加え、A3冷媒の安全使用における課題や注視点の説明及び代替冷媒の開発状況、日本におけるHFC回収再生の現状について説明しました。
写真5:山中委員長
各国オゾン担当官ならびに業界関係者 約40名が出席され、質疑応答からは日本の取組みに対する関心の高さがうかがえました。
写真6:会場全体写真
プレゼン資料の詳細はこちら
UNEP(国連環境計画)が主催するモントリオール議定書締約国会合 (MOP)では、オゾン層保護に加えてHFC削減を目指すべく各国が協議を重ねており、事前にOEWG(公開作業部会)にて各国オゾン層保護担当部署(NOU)の担当官含めた政府関係者が一堂に会して事前協議を行います。
今年は7月8日~7月12日に開催、5日間に及ぶ会議には各国NOU担当官や業界関係者等、約400名が出席しました。 本会議内容は、引き続き今年10月に開催予定のMOP36で更に継続検討される予定です。
以上