Chillventa 2024 番外編 ~似顔絵サービスやパンチングマシーンも設置~

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No.702 2025年1月

2024年10月8日(火)~10日(木)にドイツ ニュルンベルクにある、NürnbergMesseにて開催されたChillventa 2024の番外編をお送りします。

1.緑豊かなニュルンベルクの町並み
ニュルンベルクはドイツの南部にあり、バイエルン州ではミュンヘンについで2番目に人口の多い都市です。私はドイツへの訪問は初めてで、とても楽しみにしながら出張しました。

日本からはターキッシュエアラインを使い、イスタンブール空港経由でニュルンベルク空港に到着しました。国際線が飛んでいるとは言え、入国審査の窓口は3箇所しかなく、日本の地方都市のような小さい空港で驚きました。外に出てみると、ひんやりとした空気、緑が香るニオイなど、私が感じたのは日本の高原のような雰囲気でした。温暖な日本に比べると欧州の寒さを肌で感じ、注目されているA2Wに代表されるように、空調の文化が日本と違うことも腑に落ちます。

空港からホテルまでタクシーで移動したのですが、窓から眺めているだけで、落ち着いた、ゆったりとした気持ちなれる素敵な場所だと感じました。

私が泊まったホテルからChillventa 2024が行われるニュルンベルクメッセまで徒歩で20分ほどだったのですが、途中の道はまるで林の中を歩いているような感覚になります。左右に木々が拡がり、舗装されていない道を朝霧の中歩いてニュルンベルクメッセまで向かいました。仕事で来ていることを忘れてしまいそうになります。



写真1:ホテルからニュルンベルクメッセまでの道



観光地という点では、ニュルンベルクの中心には、城壁で囲まれた旧市街があります。ここで開催されるクリスマスマーケットはとても有名で、世界三大のクリスマス市の一つとして数えられるほどだそうです。駅前から徒歩で行ける距離にあり、アクセスも便利でした。

私は仕事もあって、夜にしか行けませんでしたが、十分にヨーロッパの歴史を感じることが出来ました。城壁の中に入ると、欧風の可愛いお店がありますし、少し歩けばパブや飲食店なども多くあります。料理の写真は撮影しませんでしたが、私はニュルンベルクのソーセージを堪能しました。




写真2:
城壁の中の旧市街の様子



2.アルコールも提供、Chillventa 2024で感じた日本との違い
私自身、欧州の展示会に参加したのは初めてだったのですが、日本の展示会との違いはいくつか感じました。まず、商談スペースが広く取られています。さらにコーヒーや軽食はもちろんですが、ビールなどのアルコールも提供されています。営業の方とお客さんは昼間から楽しそうに会話していたのが印象的でした。昼から飲んでしまって、仕事は大丈夫なのかな?と考えるのも日本人の悪い癖でしょうか。


写真3:商談スペースでの飲食の様子



次に、韓国メーカーの展示ブースでは、お客様を呼び込むために、似顔絵サービスや、パンチングマシーン(自分のパンチの威力を計測するタイプ)までありました。似顔絵サービスには行列ができていましたし、定期的にパンチングマシーンのドカーンという音が響き渡っているのが印象的でした。




写真4:似顔絵サービス



最後に、とある企業の記者発表会に参加しましたが、ケータリングサービスが豪華で驚きました。コーヒーや各種ドリンク、軽食、スイーツまで様々な飲食が可能で、記者会見の会場への持参も問題ありません。食べながら聞いている方も多かったです。

さらにホワイエには立食も可能なスペースが設けられており、会見が終了してからもコミュニケーションが続けられるようになっているのは欧州ならではやり方だなと感心しました。




写真5:ケータリングサービス(飲み物だけでもこの種類)



3.FCニュルンベルクの本拠地
FCニュルンベルクは、その名の通り、ニュルンベルクを本拠地とするサッカーチームです。現在はドイツのブンデスリーガの2部リーグで闘っているそうです。過去に清武選手や金崎選手、さらに長谷部選手、久保選手といった多くの日本人選手が在籍していたそうです。

私は欧州のサッカーチームには詳しくないのですが、偶然宿泊したホテルがサッカーチームの拠点の隣で、練習グランドやホームスタジアムが近くにありました。試合は行われておらず、人も全くいない閑散とした雰囲気でしたが、壁の落書きなどからサッカー熱の凄さを少しだけ感じました。




写真6:
専用の練習グラウンド



写真7:スタジアムの「マックスモーロックシュタディオン」



写真8:スタジアム入口



4.ハリボーはドイツ発祥?!
ドイツのお土産と言えば何を思い浮かべますか?私はハリボーのグミでした。実際にニュルンベルクのコンビニや小売店に行ってみると、日本では見ることのない様々な種類のハリボーが置いてありました。見ているだけでも楽しい気持ちになります。正直、日本人にとっては不人気な色、味もありそうですが、試してみたくなるのは不思議です。



写真9:たくさんあるハリボーの種類



オススメは、自転車のタイヤの形をしたグミです。細長いグミがタイヤのように巻かれた形をしています。フルーツフレーバーであれば、日本人にとっても美味しいですし、巻かれたグミをほどいていく遊びも出来ます。もしドイツにお寄りの際は、試してみてください。


【日冷工 広報委員会メンバー記】


以上
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