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業務用エアコン

業務用エアコンの冷媒転換について

業務用エアコンのメーカー各社は、オゾン層保護のためのHFC冷媒への転換に率先して取り組んでまいりました。おかげさまで、これまでに主な製品分野でオゾン層を破壊しないHFC冷媒への転換を完了することができました。
関係する皆様のご理解と協力に対し、お礼申し上げます。

HFCへの転換の背景
CFCなどによるオゾン層破壊が地球規模の環境問題として取り上げられ、すでに先進国では、1995年にCFCは全廃されています。
HCFCは、CFCに比較してオゾン破壊係数が格段に小さいものの、ゼロではないため、先進国では1996年から規制が始まっています。業務用エアコンの冷媒に使用されていたR22はHCFCであり、規制対象となりました。
このため冷媒の転換が必要となり、オゾン層を破壊しないHFC系の冷媒が開発されたのを機に、業務用エアコンメーカーは率先してHFC冷媒への転換に取り組むことになったものです。

<台数構成比>
<台数構成比>
<実数>

'00 '01 '02 '03 '04
出荷台数(万台) 70 73 64 67 75
 内HFC(万台) 0.4 9 55 64 73
転換率(%) 0.5 12 85 95 98

新冷媒の特性について
業務用エアコンに使用していくHFC冷媒は、いずれも不燃性:無毒の物質で、安全性等級は最上のA1にランクされています。

[主要冷媒の比較]


オゾン層破壊係数
(ODP)
地球温暖化係数
(GWP)
CFC R12 1 8,500
HCFC R22 0.055 1,700
HFC R407C 0 1,530
R410A 0 1,730
134a 0 1,300
ODP: Ozone Depletion Potentialの略。CFC12を1としたオゾン層破壊係数。
GWP: Global Warming Potentialの略。CO2を1とした地球温暖化係数。1995年のIPCC報告による100年積分値。