冷媒の転換
HCFC系からHFC系へ
CFCなどによるオゾン破壊が地球規模の環境問題として取り上げられ、わが国ではすでに1995年に全廃されています。
1987年にモントリオール議定書が採択され、HCFC系冷媒につきましてもCFCよりオゾン層破壊係数は小さいものの、ゼロではないため1996年より規制が始まっています。
HFC系冷媒への転換について
業務用冷凍冷蔵庫につきましては、オゾン破壊係数がゼロのHFC系冷媒へ転換を開始し、転換率はすでに9割を超えておりますが、引きつづきHFC系冷媒への転換促進を行ってまいります。
業務用冷凍冷蔵庫をお使いの皆様におかれましても、ご購入の際はHFC対応機をご採用くださいますようよろしくお願い申しあげます。
※ CFC(クロロフルオロカーボン)…塩素を含みオゾン破壊の程度が高い
※ HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)…塩素を含んでいるが水素があるためオゾン破壊の程度は低い
※ HFC(ハイドロフルオロカーボン)…塩素は含まず水素を含んでいるためオゾン破壊がまったくない
【モントリオール議定書で定められたHCFC系冷媒削減スケジュール】
わが国におけるHCFCの削減目標
出典:化学品審議会オゾン層保護対策部会(現経済産業省諮問機関)答申資料
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