工事にたずさわる方に
据え付けについて
(1)周囲環境の良いところ
温泉地などの硫黄分の多いところや、海岸付近などの塩分の多いところでは、機械部分が腐食しトラブルとなる恐れがありますので、メーカーにご相談ください。
(2)風通しの良いところ
冷却力の向上および節電のために、製品の上面、背面および側面は適切な空間をあけて風通しを良くしてください。
また、周囲温度は5~35℃のところに据え付けてください。
機種やメーカーにより異なりますので、メーカーにお問い合わせください。
(3)床が濡れても良いところ
雨季などの湿度が高い時期は、製品の外側や扉に露が付くことがあります。
露が落ちて床が濡れても良いところに設置してください。
(4)熱気から離れたところ 直射日光があたるところや発熱器具から、できるだけ離してください。能力低下の原因となります。
(5)床面は丈夫なところ
床面が丈夫で平らなところに、水平となるよう据え付けてください。
また、地震などで転倒・落下しないように、金具などで転倒・落下防止の処置をしてください。
(6)屋内で、湿度が低いところ
屋内で、湿度が低いところでご使用ください。
屋外や、雨水のかかる場所でご使用されますと、漏電・感電の原因になります。
電気配線について
(1)アース工事を必ず実施してください。
アース線は、ガス管、水道管、避雷針、電話のアース線に接続しないでください。
電気工事業者によるD種接地工事が必要です。
(2)水気や湿気のある場所に据え付ける場合には、漏電遮断器を取り付けてください。
販売店、または資格のある専門業者にご相談ください。
漏電遮断器がついていない場合、感電することがあります。
(3)電源は専用コンセントを使用してください。
感電や発熱・発火の原因になりますので、電源コードは途中で接続したり、延長コードの使用やタコ足配線をしないでください。
工事、メンテナンスでのフロン(冷媒)の取り扱いについて
2002年4月からフロン回収に関する法律が施行されました。所有者は、機器廃棄時に、都道府県知事の登録を受けたフロン回収業者にフロン回収を依頼し、その費用を負担することが義務づけられられています。(違反した場合、罰則が適用されることがあります)
これはオゾン層の保護と地球温暖化を防止するためで、工事やメンテナンス時においても、十分な配慮をお願いいたします。
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