吸収式冷凍機・ターボ冷凍機の水処理ガイドブック
冷凍空調機器の水質基準並びに水質管理方法については、1971年に「冷凍空調機器用冷却水水質基準」が制定、1980年に改訂が行われ、1994年に「JRA-GL 02 冷凍空調機器用水質ガイドライン」が制定されております。それぞれ使用環境の変化や使用材料の多様化などに対応しつつ、冷凍空調機器の性能および寿命の保持ならびに低下の防止に大きな役割を果たしてきました。
しかし、JRA-GL 02は水処理薬剤を使用しない条件で作成されており、現在では一般的となっております水処理薬剤を使用する場合の水質管理方法については述べられておらず、関係業界より水処理薬剤を使用する場合の指針に対する要望が高まっておりました。
本ガイドブックでは冷凍空調用機器として吸収式冷凍機ならびにターボ冷凍機を対象に、水処理薬剤を使用する場合の水質管理方法に関し、設備を設計・施工・運転管理される方々が参照すべき事項を記載いたしました。冷凍機の水質管理を行う上でJRA-GL 02と本ガイドブックを併用することで、より確実な水質管理に役立てていただけるものと考えております。
吸収式冷凍機・ターボ冷凍機の水処理ガイドブック「まえがき」より
吸収式冷凍機・ターボ冷凍機の水処理ガイドブックの内容
- 1. 総則
- 2. 対象水の分類と水質管理項目
- 3. 薬剤による水処理の目的
- 4. 冷却水系の水処理
- 5. 冷・温水系の水処理
- 6. 蒸気凝縮水系の処理
- 7. 保守管理方法
- 8. 運転管理者のための業務チェックシート
パンフレットをPDFでご覧いただけます。
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