このたび、資源エネルギー庁長官賞を、当工業会会員の三菱重工サーマルシステムズ株式会社が受賞しましたので、その詳細についてご紹介します。[製品・ビジネ
環境と新冷媒 国際シンポジウム2016【ポスターセッション】
No.650 2017年3月
微燃性冷媒(A2L)リスクアセスメント ポスターセッション
当工業会では約5年の期間、微燃性冷媒(A2L)リスクアセスメントを製品別で実施した。今回、その検討結果をポスターにまとめ展示を行った(写真1、2)。
ポスター展示は、「微燃性冷媒のリスクアセスメントに関する共通方針」(図1)から始まり、家庭用エアコン、店舗用エアコン、ビル用マルチエアコン、ガスヒートポンプエアコン、チラー、設備用エアコン、低温機器の各機種での検討結果であった。
写真1:A2Lポスターセッション会場
写真2:A2Lポスターセッション風景
図1:微燃性冷媒のリスクアセスメントに関する共通方針
※拡大し、ご覧になりたい場合はこちらからJPGをダウンロードください。
冷媒漏えい検知警報器(JRA4068) ポスターセッション
テクニカルセッション4-3で講演が行われた冷媒漏えい検知警報器の日冷工規格JRA4068を作成した際、協力いただいた検知警報器メーカーのポスター及び機器が展示された(写真3、4)。
ポスター展示を行った企業は次の5社。
アサダ、不二工機、フィガロ技研、新コスモス電機及びイチネンジコー。
写真3:冷媒漏えい検知警報器ポスターセッション風景
写真4:冷媒漏えい検知警報器ポスターセッション風景
ポスターセッション
開催期間中、同会議場ポスターセッションルームにおいて、その他21件のポスターを展示した(写真5)。
- 空調機器分野における低GWP冷媒適用技術開発プロジェクト:新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
- [フロン排出抑制法」と冷媒管理システム(RaMS) :日本冷媒・環境保全機構(JRECO)
- 冷媒漏えい防止技術向上の教育:日本冷凍空調設備工業連合会(JARAC)
- 最新の微少漏えい検知とその防止対策:アサダ
- R1234yf対応のエアコンサービスツールの提案:デンゲン
- 微燃性冷媒対応ツールについて:イチネンTASCO
- 新機構シングルマニホールドゲージ・フロン漏洩低減型継ぎ手:プロステップ
- 異種冷媒回収用両軸コンプレッサーを搭載した新規開発製品:プロステップ/エムケー精工
- 海上コンテナ冷凍機へのR404A代替冷媒の適用:デンソー
- CO2ヒートポンプ式デシカント除湿機 「chris」:前川製作所
- 超低温駆動ダブルリフト吸収式冷凍機の開発:日立ジョンソンコントロールズ空調
- 環境負荷低減を目指した輸送用冷凍機の動力源多様化:三菱重工業
- ルームエアコンの快適性と省エネルギを両立する気流制御技術:日立ジョンソンコントロールズ空調
- ヒートポンプ向けマイクロチャネル熱交換器の開発:ダイキン工業
- 「イノベーティブ スマート チャンネル®」熱交換器:富士通ゼネラル研究所
- 共沸混合冷媒R32/R1270の水平細径管内の凝縮熱伝達および圧力損失:東京海洋大学
- 楕円蒸発管内における冷媒の伝熱特性およびオイルの影響:福岡大学
- R32冷媒用相溶性向上油の信頼性確認:ダイキン工業
- オリフィスを通過するCO2冷媒の臨界流量特性に及ぼす冷凍機油の影響:神戸大学/富士電機
- 冷媒R1336mzz (Z) の粘度および熱伝導率測定:佐賀大学
- 最新のフロンガス漏洩対策からフロンガスの回収、再生、破壊:FUSO
写真5:ポスターセッション
「ポスターセッション」以外のイベントは以下からご覧いただけます。
「基調講演」、「テクニカルセッション1日目」、「テクニカルセッション2日目」
以上
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