久しぶりの海外駐在記の更新です!(パチパチ)。コロナ禍での海外赴任、アメリカでの入院事情や天然の過冷却現象。カルチャーショック満載のサンデン・リテール
株式会社富士通ゼネラル ノクリア AS28JPZ
世界で初めてのフィルター自動清掃機能を搭載
2022年度未来技術遺産登録
No.686 2022年9月
令和4年度(2022年度)「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」登録証授与式が9/13(火)に上野の国立科学博物館にて開催されました。今回で15回目となる本授与式は、2008年から始まり、今年は18件登録、累計343件となりました。
詳細はこちら「未来技術遺産登録パネル展」
※パネル展は、国立科学博物館 上野本館 日本館1階中央ホールにて、 9/13(火)~25(日)で開催されました。
■2021年の記事はこちら (パナソニック殿1件)
■2020年の記事はこちら (三菱電機殿1件)
■2019年の記事はこちら (東芝キヤリア殿1件、日立ジョンソンコントロールズ空調殿1件)
■2018年の記事はこちら (三菱電機殿1件、東芝キヤリア殿1件)
少し秋めいてきた9月中旬、当日の上野公園はまだセミが鳴いており、夏のおわりを味わいながら、今年もまたカメラを携えて国立科学博物館に向かうことができました。
写真1:国立科学博物館、今回良い天気でした
今年は当会会員メーカーから1件、株式会社富士通ゼネラル殿のノクリア AS28JPZが登録されました。
写真2:重要科学技術史資料 登録証授与式 会場
国立科学博物館館長 篠田氏よりご挨拶のあと、登録証および記念盾が授与されました。
写真3:左:国立科学博物館館長 篠田氏
右:富士通ゼネラル 顧問 川島氏
写真4:パネル展前にて
以下、登録された選定理由をご紹介致します。
1. ノクリア AS28JPZ 選定理由
フィルター自動清掃機構を世界で初めて製品化したエアコンである。空気取入口フィルターは、目詰まりすると冷暖房の効率に悪影響を与えるため、利用者による定期的なメンテナンスが必要である。その自動化のために、洋服のほこり取りブラシから着想を得た部材と一体成型フィルターを組合せるなど、駆動構造や機構設計等の開発が行われた。清掃の自動化は、エアコン本体の冷暖房の効率を自動で維持することにつながる。また、掃除の手間が減ることで利用者の利便性も大きく向上した。エアコンの効率維持と利便性の向上をもたらした技術として重要である。
写真5:ノクリア AS28JPZ 制作年 2003年
写真6:ノクリア AS28JPZ パネル展示
皆様、ノクリアの名前の由来、ご存じでしょうか。ノクリア、nocria・・・アルファベットを反対から読むと・・・・・・・そうです!!
これを知ったら、誰かに教えたくなりますよ(笑)。
2.未来技術遺産 登録パネル展
今回は、昭和の黒電話から、世界で初めて商品化された電動アシストの自転車やフロッピーディスクの登録もあり、そのうちAIロボットなども登録されていくのかなと未来に思いを馳せました。
写真7:その他のパネル展示1
写真8:その他のパネル展示2
写真9:その他のパネル展示3
今年も国立科学博物館では、入場制限をすすめており、オンラインでチケットを事前予約する必要があります。国立科学博物館へお越しの際は、是非下記サイトをチェックしてからお越しください。※現在「未来技術遺産登録パネル展」は終了しております。
国立科学博物館はこちら
重要科学技術史資料(未来技術遺産)
以上
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