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ドイツ・ニュールンベルグで欧州最大の冷凍暖房空調展『Chillventa 2022』リアルで開催
No.687 2022年12月
2022年10月11日(火)~13日(木)にドイツ NürnbergMesseにて開催されましたChillventa2022において、交換ブースとして当会のHVAC&R JAPAN 2024ブースを出展しイベントのPRを行いましたので報告いたします。前回のchillventa報告はこちら
1.概要
会 期:2022年10月11日~13日(3日間)
規 模:出展社43か国、844社の出展
場 所:ドイツ NürnbergMesse、JRAIAブース番号 7A-426
来場者:30,000人超 (速報値)
Chillventa2022は、4年前の開催から初のリアル開催となり、来場者は2018年のピーク時より出展は17%減、参加者は13%減したものの、予想参加者(2.8万人)より上回り3万人超の来場となりました。また今回、来場者にアジア人はほとんど見かけませんでした。
Chillventaの特色としては、ブースに実機が設置され製品を説明する形態もありますが、多くのブースは飲食を目的としたラウンジが設置されており、大勢の来場者や関係者がともに飲食をして会話をするという、「人と話すためのイベント」であり、「各社の重要顧客を接待する場」というイメージを受けました。日本やアジアの展示会の考え方と少し違うようです。10月中旬のヨーロッパでは、屋外や室内でも完全にマスクを外しており、ICEなどドイツ鉄道の特急を含むドイツ国内の一部公共交通機関では、FFP2マスクの着用を義務付けられていましたが、降車すると外している方がほとんどでした。
写真1:MESSE入り口
写真2:入場口
写真3:シャトルバスの停留所
2. JRAIAブースでの対応
当会のブースの配置が良いおかげもあったのか、ヨーロッパ(スペイン・イタリア)、インド、中国を中心に様々な国から、3日間で延べ50名ほどお立ち寄りいただき、イベントのPRおよび質問などの対応をおこないました。チラシについては、多くの方は紙の受け取りを拒否して、スマホで写真を撮影していました。また今回ポスターにはQRコードを設置しました。ただ現在オフィシャルページに遷移できますが、まだ内容が整備されておらず早めの対応が必要。また当会ブースにセンサー・検知器メーカーの方が立ち寄り、欧州での動向についてヒアリングされました。またスペインやイタリアの冷凍空調メーカーの方が、HVAC&R JAPANでの出展を検討されていました。
写真4:JRAIAブースでの対応
ブースにはChillventaのオリジナルグッズとして、トートバック、Tシャツやステッカーが配布されていました。
写真5:Chillventa オリジナルグッズ
3.展示会全体として
日系メーカーからは、ダイキン工業、三菱電機、パナソニック、東芝、前川製作所、鷺宮製作所、因幡電機産業、富士通ゼネラル、三菱重工、AGC、イチネンTASCOさんなどの出展がありました。
【日系メーカー】
写真6:ダイキン工業 写真7:三菱電機
写真8:パナソニック 写真9:東芝
写真10:前川製作所 写真11:鷺宮製作所
写真12:イチネン TASCO 写真13:三菱重工 ※代理店出展
欧州メーカーからは、Emerson, Honeywell, Chemous, Danfoss, Bitzer, Copelandさんなどの出展がありました。
【欧米系メーカー】
写真14:Emerson 写真15:Danfoss
写真16:Bitzer 写真17:Ziehl Abegg
【中国・韓国・台湾メーカー】
写真18:GREE 写真19:MIDEA
写真20:Highly R290 コンプレッサー 写真21:中国パビリオン
4.ドイツでのひとこま
当工業会一行は、会場付近ニュールンベルグのホテルがあまりにも高騰していたため、インゴルシュタットを拠点にして毎日出勤をしておりました。ドイツ鉄道の新幹線ICEから、地下鉄を乗り継ぎ、小一時間ほどかけて現場に向かいました。毎日ちょっとした小旅行です。
写真22:ニュールンベルグ市街の地下鉄
毎朝の朝食はシンプルなものですが、プレッツェルもフルーツもコーヒーもとてもおいしい印象です。
写真23:大き目のプレッツェル
写真24:市街の歴史的建物
最後に、今回の当会一行のチームChillventaの皆様。フライトは行く先々で、MySOSや接種証明書の提示が必要でしたが、みな無事に帰国することができました。
写真25:今回のチームChillventaの皆さん
その他の海外展示会報告
■RHVAC2019 (2019年9月 タイ バンコク)はこちら
■中国制冷展(CR2019)(2019年4月 中国 上海)はこちら
■HARFKO2019 (2019年3月 韓国 ソウル)はこちら
■AHR EXPO 2019(2019年1月 米国 アトランタ)はこちら
以上