過去の海外短信はこちらから■ヒートポンプとクリーン・エネルギー機器を製造するために国防生産法(DPA)を発動米国バイデン大統領は2022年6月6日、ク
規格を3件制定、2件改正しました。
No.687 2022年11月
このたび、JRA規格およびガイドラインを3件を制定、2件改正しましたのでご紹介します。※ご購入はホームページよりお申し込みいただけます。
<制定1>
―低温機器―
JRA 4084:2022
微燃性(A2L)冷媒を使用した内蔵形冷凍冷蔵機器の冷媒漏えい時の 安全機能要求事項
微燃性(A2L)冷媒を使用する内蔵形冷凍冷蔵機器に充塡された冷媒の漏えいに対する安全確保のための要求事項について規定する。
<制定2>
―ヒートポンプ給湯機―
JRA 4085:2022
昼間沸上げ形家庭用ヒートポンプ給湯機
主に家庭における入浴,洗面などに用いる温水の供給設備用に設計・製造した給湯機であって,二酸化炭素(CO2)又はハイドロフルオロカーボン(HFC)を冷媒として用いた電動圧縮式・空気熱源方式のヒートポンプ,貯湯タンク,制御機器,リモコンなどで構成する家庭用ヒートポンプ給湯機のうち,主たる沸上げ運転を昼間の時間帯である9時~16時に行うものについて規定する。
<制定3>
―ガイドライン―
JRA GL-23:2022
微燃性(A2L)冷媒を使用した内蔵形冷凍冷蔵機器の冷媒漏えい時の 安全確保のための施設ガイドライン
微燃性(A2L)冷媒を使用する内蔵形冷凍冷蔵機器に充塡された冷媒の漏えいに対する安全確保のための選定,対応,施工などの対策について規定する。
<改正1>
―ガスヒートポンプ冷暖房機―
JRA 4067:2022
ガスヒートポンプ冷暖房機
室内の快適な空気調和を目的として,都市ガス又は液化石油ガスを燃料とするガスエンジンによって,蒸気圧縮冷凍サイクルの圧縮機を駆動し,かつ暖房時にエンジン排熱を回収利用するヒートポンプ式の冷暖房機であって定格冷房標準能力が315kW以下のものについて規定する。
<改正2>
―ガイドライン―
JRA GL-15:2022
微燃性(A2L)冷媒を使用したチラーの冷媒漏えい時の安全確保のための施設ガイドライン
冷媒として大気圧における標準沸点が-150℃以上,+50℃以下の範囲にあるもののうち,微燃性(A2L)冷媒を使用する蒸気圧縮式チリングユニット,スクリュー冷凍機及び遠心冷凍機において,冷媒漏えい時の安全確保のための施工及び換気などの対策について規定する。
※また会員企業に所属の方であれば、会員ホームページより規格をダウンロードできますので、ぜひご利用ください。会員ホームページのご利用は会員登録が必要です。
以上