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家庭用ヒートポンプ給湯機の運転音の測定に関する
技術的解説について

運転音の表示には
①任意の位置における音圧をもとにした「音圧レベル(騒音レベル)あるいは、
②音源の音響エネルギーをもとにした「音響パワーレベルが用いられます。


これまで、日本における家庭用ヒートポンプ給湯機の運転音表示は、JIS C 9220:2011に基づいて、「音圧レベル(騒音レベル)」での表示をしてきました。

 

この度 JIS C 9220 が改正され、運転音の表示は「音響パワーレベル」での表示に変わりました。

※欧米においては、以前より実用的な運転音の表示として「音響パワーレベル」が使われています。

これまでの運転表示①

音圧レベル(騒音レベル)〈sound pressure level〉とは、これまでの運転音表示音源から発生した音のある1点における音の大きさ(音圧)をもとにした量です。
音圧レベル(騒音レベル)は、以前のJIS C 9220:2011で規定された測定点における値です。
実際は音源から発生する運転音が同じでも、音源との距離や方向などの位置関係によっても変化します。

音圧

これからの新しい運転音表示②

音響パワーレベル〈sound power level〉とは音源が発する音響エネルギーの大きさをもとにした量です。 音響パワーレベルは音源との距離や方向などの位置関係によらず、運転音の大きさによって、一義的に決まりますので、製品から発生する運転音がより正確に表示されます。


※「音響パワーレベル」の表示値は「音圧レベル(音レベル)」の表示値より大きくなりますが、製品の運転音が大きくなったわけではありません。

音圧

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