JRA 4002(パッケージエアコンディショナ)の改正に伴う表示の変更について
JIS B 8616の改正予定に先立って、JRA 4002を2013年12月に改正し、本改正に基づき新しいAPF(通年エネルギー消費効率)と運転音の表示を追加します。
表示の追加について
APF2015と音響パワーレベル(PWL)の運転音を取扱説明書に追加します。
- APF2015は、現状APFに対して空調負荷や外気温度発生時間などをより実態に合った指標として算出方法が変更となったものです。
- PWLの運転音は、2013年5月に発行されたJRA 4065(パッケージエアコンディショナの音響パワーレベル試験方法)に基づき従来の音圧レベルから測定方法を変更したものです。欧米においては以前より実用的な運転音の表示としてPWLが使われています。
現状の表示について
JIS B 8616(2006)に基づく表示について
- JIS B 8616の改正までは、現行JIS B 8616(2006)で規定されている表示を継続します。
省エネ法に基づく表示について
- 省エネ法は現行JIS B 8616(2006)に基づいているため、カタログ、取扱説明書などにはAPF(現状の通年エネルギー消費効率)の記載は継続します。
注:JRA 4002:2013Rに関する表示をする場合、製品仕様表・別表などには、タイトル近傍・注記などにJRA規格番号と共に制定年度を記載しています。